コロナ禍の健康管理

みなさん、こんにちは。産業医の立石すみれと申します。

現在は某メーカーの本社拠点にいる社員さんの健康管理を主に担当しておりますが、2007年から2009年までは九州支社にもにおりました。雨の日も風の日も頑張って通勤していたことをか懐かしく思い出します。

さて、コロナ禍における健康管理についてちょっと気になっていることがあります。

 

みなさんが健康診断をうけたら、実はその裏ではその結果を私のような産業医が拝見し、安全に就労できる状態かどうかを確認して、必要時は医療機関の受診をご案内していたりするのってご存知でした?健康な方ほどこのようなことはなかなか知られていませんが、同僚からそのようなことを聞いたことがる、という人はいるかもしれませんね。

ですが、昨年来、受診をお勧めしても「コロナが落ち着いたら行きます」という反応がとても多いのです。この気持もわからないことはないのですが、コロナも蔓延していない時期というのもありますし、そのような時期をしっかり確認しながら・調整しながらぜひ受診を計画的にしていく、というのは可能ではないでしょうか?何せコロナも用心しないといけないですが、一番は自身の健康を維持するために行うことですから、こちらも十分用心しないといけないんですね。

これがなぜ心配かというと、

①血管に負担がかかる病気が未治療のまま放置されるリスク

②がんの発見が遅れるリスクの

2点です。

 

1. 血管に負担がかかる病気が放置されるリスク

定期健康診断でみつかる病気、というのは実は意外なほど少ないのですが、血管に負担がかかる病気を見つけることにフォーカスされて項目が設定されています。この項目は法律で定められており(法定項目)、産業医はこれらの項目と業務内容を総合的に考慮し就業判定(通常勤務、要配慮、就業制限、要休業)をしています。

例を挙げると、高血圧、糖尿病、脂質異常症などです。これらの疾患は自覚症状がないので、受診をついつい先送りしてしまいがちですが、放置すると血管が傷み、脳梗塞や心筋梗塞など命に係わる疾患の発症を招きます。

また、血管の内側の壁が傷んでいる方では、新型コロナウイルスが重症化しやすいことがわかってきており、「コロナが落ち着いたら」ではなく早急に治療を開始し血管が傷むことを阻止することがコロナで命を落とさないためにも重要なのです。

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